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2006年 07月 14日
この春から仕事が忙しかったためGWも無く、休みには天気に恵まれず・・・
日頃は、ついつい楽なスカブに乗ってしまうので、なかなか乗る機会が無い。 購入11ヶ月で、やっと1000km点検。(´ヘ`;) まぁ、一生付き合うつもりで、ゆっくりじっくり乗りますか!! という訳で・・・インプレッション 置いてあるだけで他のどんなバイクより異彩を放つ存在感。究極のマシンだけが持つオーラがある。 発売当初は余りにも個性的で賛否両論だったスタイルも時を経て誰もが認める究極のマシンとしての確固たる地位を確立している。 スズキは将来モデルチェンジで現在の隼を超えるマシンを創る事が出来るのだろうか? 確かにエンジンパワーを上げる事は簡単だろう、しかし、この異形とも言えるスタイルを凌駕する存在感を出せるかと言うと答えはノーだと思う。 嘘か真か、スズキは8年経った今でも最新モデルに負けない性能を維持し、驚異的に売れ続ける隼を越えられる確信が持てずモデルチェンジを先送りにしているという。 隼はスズキの開発陣が究極のマシンを目指し一切の妥協を捨て、全ての技術の集大成として作り上げた奇跡のバイクなのだ。 驚くべきは、その高速安定性である。量産バイクで300km/hの壁を越える事を前提にしたスタイルは極端に低いスクリーンの為、通常走行では効果が薄い。 しかし、超高速で目一杯伏せた状態で走れば、その効果は絶大であり、感覚的には(音や振動、挙動)は120km/hも240km/hも大差無く、状況が許せればそれ以上の速度での巡航をも可能としている。 アクセルと直結しているかのようなエンジンは、躊躇する事無く開けただけ猛烈な勢いで加速しライダーの意思を裏切る事をしない。 どんな状況にも対応できる、どこからでも加速するトルクとパワーがライダーに安心感を与えてくれる。 街中で効きが悪いかと思わせるブレーキも、超高速ではコントロールしやすく確実に減速してくれる。 高速を主体としたツーリングには最高のマシンに仕上がっている。制限速度さえ無ければ・・・ 逆に狭い峠に持って行った場合は、重さとパワーを若干持て余すが、グリップの良い足回りと低速から盛り上がるトルクでエンジンを回さなくても楽に走れ、とにかく安定している。 ハイパワーではあるが、ピーキーではないので余裕を持った走りが出来、ストレスも溜まらない。 通常走行での燃費は14km~16km/㍑で、思った以上に良い。 ローでの極低速ではアクセルのツキが良すぎてギクシャクする。 ポジションは街乗りだとさすがにキツイ、特に夏場の渋滞は暑いし地獄。 セパハンの重量車なので取り回しには気を使う。ハンドルの切れ角が少なく小回りが利かない。 多少の欠点はあるが、隼のパフォーマンスからすれば些細な事だ。 アルティメットスポーツと呼ぶに相応しいバイクで、永遠にその名を残す名車だと思う。隼に乗る全てのライダーに幸あれ。
by rav4vmax
| 2006-07-14 22:51
| Hayabusa
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